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日頃からお世話になっている人に感謝の気持ちとして贈るお中元とお歳暮。
昔から日本で親しまれている風習ですが、お中元とお歳暮の違いってご存知でしょうか?
「知らないけど今更聞けない」なんて人も是非参考にしてもらえればと思います。
また今回は贈る相手や時期についても詳しく紹介していきます。
お中元とお歳暮の違いって何?
お中元もお歳暮も日頃からお世話になっている人や親しくしている人へ贈る季節の挨拶です。ではいったい違いはどこにあるのでしょうか?
お中元とお歳暮の違い(1)贈る季節
お中元は夏のご挨拶と言われているように、夏に贈る季節の挨拶です。地域によって日にちの差は様々ありますが、だいたい7月初旬~8月初旬までには贈る習慣となっています。
それに対してお歳暮は暮れのご挨拶と言われるように、お世話になった人への感謝を歳暮に伝える「歳暮周り」がもともとの起源になります。よって12月初旬~年末頃に贈る習慣となっています。
お中元とお歳暮の違い(2)熨斗の表書き
お中元もお歳暮も送るマナーとして熨斗と水引きは必須です。
ほとんどの場合、商品を購入したお店でやってくれますが、自分で準備する場合は間違ってしまわないように注意してください。また送りそびれてしまった場合は熨斗を掛けかえるようにしましょう。
表書きは「お中元」、お盆の時期を過ぎると「暑中御見舞」、立秋を過ぎると「残暑御見舞」に変わります。
表書きは「お歳暮」、準備が遅れ新年を迎えてしまった場合松の内までには「御年賀」、松の内以後は「寒中御見舞」を使うようにしましょう。
お中元もお歳暮も感謝の気持ちを伝えるものなので、贈る時期さえ違えど意味合いはほぼ同じになります。しかし時期的にも贈る品物が変わってくるので、お歳暮の方が若干相場が高くなる傾向にあるようです。
また両方送れるのであればそれがベストなのですが、金銭的にも苦しいとなかなか難しいですよね。どちらかに絞る場合は「一年の感謝と次の年も宜しくお願いします」といった意味合いがあるお歳暮を贈るのが好ましいでしょう。
お中元とお歳暮を贈る相手は決まってるの?
次にお中元とお歳暮を贈る相手についてお伝えしていきます。
両方とも日頃からお世話になっている人や、親しくしている人へ贈るのがマナーだとされています。
詳しく例をあげると・・・
・実家、義実家
・親戚
・結婚式の仲人
・会社の上司
・習い事の先生 など
しかしさすがに全部の人に贈るのは負担が大きいと思う方も多いはずです。実家や義実家、親戚などはそもそも送り合う習慣があるのか?というのも1つの決めてになります。
お中元やお歳暮は1回きりだとマナー違反だとされています。会社の上司やお世話になった人へ贈る場合も、親戚などに贈る場合も、毎年送り合える仲なのか?というのを考えて贈る相手を決めて下さい。
逆に送ってはいけない相手というのも存在します。
まずは公務員。公務員は法律でお金や品物の受け取りを禁止されています。利害関係者から受け取った場合、賄賂とみなされてしまうため送り返されてしまう可能性が高くなります。
また一部の民間企業でも会社で一切の贈答品のやり取りを禁止している所もあります。こちらも同じように返送されてくる可能性が高いです。お互い気まずい思いをしない為にも、必ず事前にチェックしてから送るようにしましょう。
お中元とお歳暮の時期とは?
最初にお伝えした通りお中元は夏、お歳暮は年末頃で間違いないのですが、実は地域によって多少の時期のズレがあります。違う地域の方に贈る時に失礼のないよう、この贈る時期について紹介していきます。
お中元の時期
・東北→7月1日~7月15日
・関東→7月1日~7月15日
・北陸→7月1日~7月15日/7月15日~8月15日(地域によって変わる)
・東海→7月15日~8月15日
・関西→7月15日~8月15日
・中国→7月15日~8月15日
・四国→7月15日~8月15日
・九州→8月1日~8月15日
・沖縄→旧暦の7月15日までに
関東の時期が早まっている影響を受けて、全国的にお中元を贈る時期も早まっているようです。相手側との関係にもよりますが、お中元を贈る場合は事前に相手側に確認を入れてみるといいかもしれません。
またお中元の時期を過ぎてしまった場合、暑中見舞いや残暑見舞いとして贈るようにしましょう。
【暑中見舞い】
・関東→7月16日頃~8月7日頃
【残暑見舞い】
・関東→8月7日頃~8月31日頃
・関西→8月16日頃~8月31日頃
お歳暮の時期
・関東→12月1日~12月20日
・沖縄→12月初旬~12月25日
・それ以外→12月10日~12月20日
お中元ほどではありませんが、お歳暮も地域によって少し差が出てきます。しかしどの地域でも概ね12月20日くらいまでに、遅くても12月25日までに到着するように手配するのが好ましいようです。
また表書きに「御歳暮」と使えるのは年内、12月31日までに届けられる場合です。それを過ぎてしまった場合、元旦~松の内までは「御年賀」、松の内~立春までは「寒中御見舞」を使うようにしましょう。
【御年賀】
・関西→1月1日~1月15日
・それ以外→1月1日~1月7日
【寒中御見舞】
・関西→1月16日~2月4日頃
・それ以外→1月8日~2月4日頃
まとめ
今まで何気なく送っていたお中元やお歳暮に地域差があるなんて驚きです。
また違いを知ることで、これから先の贈り方や贈る相手の選び方も変わってくるかもしれませんね。