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最近では給与明細など様々なものが電子化されていますが、電子交付された源泉徴収票はコピーになるのでしょうか?
そもそもコピーと原本の違いはなんなのか。
原本は絶対に必要なのか?や、
原本をもらうにはどこに申請すればいいのかについてお伝えします。
確定申告に源泉徴収票の原本は必要?
源泉徴収票とはその年の年収や所得税などが記載されているもので、
様々な手続きで必要になってきます。
毎年勤めている会社からもらうこの源泉徴収票。
申告をしなければ1人1枚というのが基本ですが、
他の手続きで源泉徴収票が必要になってきたら、
確定申告で使う源泉徴収票はコピーでも大丈夫なのでしょうか?
アルバイトやパート、派遣で会社が年末調整をしてくれない場合や掛け持ちをしている場合。
サラリーマンならば副業をしていると、自分で確定申告をしに行かないといけませんね。
この確定申告で税務署に提出する源泉徴収票は、
法令上「給与支払い者側から書面によって交付されたもののみ」となっています。
つまり「原本」でないといけないと定められているようです。
源泉徴収票の原本とコピーの違いとは?
では源泉徴収票はなにをもって「原本」とされるのでしょうか?
先ほども書いたように、基本的には「給与支払い者側から書面によって交付されたもの」が源泉徴収票の原本とされます。
しかし最近では様々なものが電子化されていて、
給与明細や源泉徴収票なども電子交付(web上で自分で確認できるもの)に変わってきていますね。
それまでは3枚組か4枚組の複写式のもので、そのうちの「受給者交付用」のものが源泉徴収票として渡されていたと思います。
では電子交付された源泉徴収票を自分で印刷したものは、コピーになるのでしょうか?
国税庁のHPには、「電子交付を受けた源泉徴収票を印刷したものは、確定申告には添付できません」とあります。
つまり、
電子交付の源泉徴収票を印刷→NG× という事になります。
しかし電子交付でなくても、普通のA4サイズの複写式の源泉徴収票じゃないものもよく見かけますよね。
電子交付されたものをプリントアウトしたものと何が違うのか?と言われると・・・
おそらく内容はほぼ同じのはずなので、正直あまり違いはよくわかりません(;・∀・)
社印の有無については、もともと社印があるもの、無いものと様々あるようなので、勤務先からもらった源泉徴収票に社印が無くても、それは「原本」として認められるようです。
源泉徴収票の原本はどこでもらう?
では電子交付で源泉徴収票が交付される場合、原本はどこで貰えばいいのでしょうか?
源泉徴収票とは、給与支払い者側から給与受給者に交付するよう義務づけられているものです。
なので働いている(もしくは働いていていた)勤務先に源泉徴収票の発行を申請します。
何かの理由で複数枚必要な時、また無くしてしまったので再発行してもらいたい時も役所ではなく会社側に問い合わせてみて下さい。
確定申告以外にも、住宅ローンや医療費控除、奨学金の申請など様々な場面で必要な源泉徴収票。
枚数に制限のあるものではないので、会社に事情を説明すれば発行してもらえるはずです。
よく勘違いされている方もおられますが、役所で発行してもらえるのは「所得証明書」なので間違えないよう注意してくださいね。
・会社→源泉徴収票
・市役所→所得証明書
まとめ
確定申告で税務署に提出する源泉徴収票は「原本のみ」と法令で定められていますが、
確定申告の場合、電子交付されたものを印刷したものでも受け付けてくれる場合もあるようです。
しかし、その判断は市町村や担当者によって違ってくるので
「絶対に大丈夫ですよ」とは言い切れないのが現状です。
気になる場合は、一度管轄の税務署に電話で問い合わせてみる事をオススメします。